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 今日の映画は「スカーフェイス」か「ライフ イズ
ビューティフル」のどっちかにしようと思ったところで
後者を選択。主人公のイタリア系ユダヤ人のグイドが
口から出まかせで、人生を紡いでいくという物語。
最初からいうことなすことデタラメで、お前は高田純次かよ?
ととも思ったんだけど、そのデタラメさ加減がヒロインを
口説き落とすときにすべてつながる
”嘘から出た真”を心地よい感じに描いています。

 …が、時は第二次世界大戦。グイドとヒロイン、
その間に出来た子供はナチス・ドイツの強制収容所に
入れられる羽目に。ここでも子供をあやそうと
嘘を並べるのですが、物語前半の心地よさが
逆に重くのしかかってきます。厳しい生活の中、
収容所に向けてこっそり、思い出のオペラの曲を流し始めるのは
「ショーシャンク」にもあるのですが、メッセージや想いを
音楽で伝えるっているのは映画の定番か何かなんでしょうかね?
こんなことした時点で銃殺されると思いますが、
彼なら嘘八百並べて、ごまかし通したのでしょう。

 で、まぁ最後は大戦が終わり、嫁と子供は収容所から
無事に出ることができるのですが、主人公はその前に
まさかここで終わるのかってタイミングでドイツ兵に見つかり死亡。
しかも物陰に連れて行かれての銃声のみ。あっという間の退場です。
でも死体を映してないってことは、ひょっとしたら見ている人に
”助かってるのかも”想像させる余地があるってことですよね。
 最後に子供が「これこそが贈り物だった」と大人になって
からの回想風に発言しているので、子供は賞品の戦車以上に
大切なものを受け取ったと理解していると思われます。
これでグイドも浮かばれることでしょう。美しきかな。

 ただ最後に連合軍が子供を戦車に乗せるのは、
グイドの嘘の通りになったとはいえ、ちょっと鼻に
つきましたね。ドイツが酷いとはわかっているものの、
なんというかアメリカンヒーロー、はだしのゲンの
ギブミーチョコレート感。バッドエンドの何倍もマシですが。

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▲収容所での生活を子供にゲームとごまかすグイド。
子供は、叔父や子供が”石鹸”にされることを知ってしまうのですが、
それでも嘘を貫き通すグイドは見ものです。

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▲妻を探しに行く途中でドイツ兵に見つかり終了。
コントみたいな見つかり方から、ガチ銃殺にはあっけにとられます。

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▲この平和の象徴感はちょっと考えさせられる部分も…。


 続いてドイツつながりで「アイアン・スカイ」。ドイツ軍が
月の裏側にいて、地球に攻めてくるってお話なのですが、
なんとなく全面通してネオジオ「メタルスラッグ」臭がしまくるみたいな。
この監督にメタスラの映画作って欲しいなぁ。
いろんな皮肉が満載で、パロディもけっこう混在しているようですが
それがわかったらもっと楽しめるんだろうなぁ。
あとやっぱドイツ軍は絵になるなぁと。ライフイズと
方向性が180度違うけどw

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▲スペース・ドイツ軍。そういえば漫画「コブラ」のサラマンダーも
宇宙に逃げたヒトラーだったよな。宇宙とドイツ、相性がいいのか。

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▲このメガネプルプルは「総統閣下がお怒り おっぱいプルンプルン」
シリーズでおなじみの「ヒトラー 〜最期の12日間」なのは笑ったw

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▲主人公の黒人もドイツの手によって白人化。
地上に降り立ったドイツ軍のヒロインは地元の不良の
腕章をみて喜んでいるというブラックジョーク連発。

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▲後半は宇宙戦中心になるのですが、
このアメリカ宇宙船の船長の服装の元ネタが分からないw
かなりキテるから何らかのパロディだとわかるんだけど。

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▲ドイツ軍に対抗した地球連合軍だったけど、
月のドイツ軍基地に多大なエネルギーがあると
分かった途端に、仲間割れ。アメリカの女性大統領が
ピンヒールを振り回しで暴れまくり。いろいろヒドイw

…うん、普通にエンタメとしてもおもしろかった。なんでも
続編が今年の8月に公開予定なんだって。しかも
ドイツ軍じゃなくて、トカゲ的な別種族だとか。気になりますねー。

 最後に電人ザボーガー。あの板尾が出ることは知ってたけど、
真面目な特撮のリバイバルものかと思っていたら、
いろいろふざけていて、素直に笑っていいのか悪いのか
最初はノリが分からずに戸惑いまくりました。
若年期の主人公も中年期の板尾も好きだな、ウン。

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▲もう、こんなんさぁw しかもこの博士、空中要塞から
自らジャンプで飛び降りたところを爆殺されるの。いろいろヒドイw

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▲1部での若き日の大門とザボーガー。

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▲2部では大門の息子と悪ザボーガーとして登場。
こういう演出は好き。この役の古原靖久さんがいい演技すんだけど、
気になって調べたらゴーオンジャーのゴーオン・レッドってそうなの?
ゴーオンジャー見てた気がするけど、気づかなかった(汗)

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▲板尾もしっかり演技しています。でもなんかダウンタウンの
松ちゃん制作の映画っぽくみえるのが難点でしょうか……。

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▲スタッフロールでほとんどの演出が元ネタのパロディであることを知る。
「なんで墓場で戦うんだよ!w」と思ってたら、本当に戦ってた(反省)。

…これ元ネタ知らないとギャグ映画にしか見えないっしょ。
さーて、次は何見ようかなー?